ブロワーについて

浄化槽【EcoMacブロワー】フィルター清掃方法!

ブロワーフィルターとはゴミが入るのを防ぐためのもの

ブロワーは浄化槽にとって「心臓部分」であり、24時間空気を送り続ける機械です。

小さなゴミやホコリが吸い込み口から入ってくるのを防ぐため、フィルターがあります。

フィルターがあることで、浄化槽内にある散気管(配管)がゴミで詰まることを防ぐ効果があります。

しかし、フィルターは必ず汚れが溜まるため、「定期的な清掃」が必要です。

もし詰まったまま放置してしまうと、ブロワーに圧が掛かり、内部で熱を持ったり、中のダイヤフラムや部品を傷めてしまいます。

さらに、出す風量が足りなくなると、浄化槽がうまく機能しなくなり、浄化槽内部の配管まで詰まってしまう原因になり、ニオイの原因にもなります。

フィルター清掃方法

フィルターの清掃はとても簡単なので是非参考にして下さい。

まず上のカバーを外します。

かなりの汚れがフィルターに付着していますね。

まずフィルターを外します。

もし触った瞬間、フィルターが簡単に崩れたりしてしまうようであれば、それは交換するべき時期になっているということになります。

棒を使用して吸引口を清掃します。棒の太さは問いません。

作業を始める前に電源を切ってください。大きめのごみが吸引口に入ると、配管が詰まる原因になります。

余談ですが、小さなクモなどが、この穴にしばしば挟まっています。

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フィルターを元の位置に戻し、カバーを取り付けて作業を終了します。

上部のカバーには向きがあるので、取り付ける前に確認してください。

さらに、私のおすすめのブロワーとして、第1位に選んだ商品を紹介します。

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いなジョー
いなジョー
はじめまして、浄化槽管理士のいなジョーです。私は10年以上、浄化槽業界に携わっており、主にYouTube、インスタ、Twitterで浄化槽に関する情報を発信しています。 浄化槽とは、下水道が通っていない地域に設置される小型の汚水処理装置です。家庭で使用された汚水を微生物の働きによって有機物(汚れ)を分解し、キレイに処理した水を側溝や河川に放流しています。しかし、浄化槽は適切な維持管理(保守点検、清掃、法定検査)が行われないと、正常に機能しなくなり、キレイな処理水を放流することができなくなります。 浄化槽の維持管理には、浄化槽管理士、浄化槽清掃員、法定検査員、そして管理者が関わります。浄化槽の維持管理を受検し、性能を維持することで、環境を守っています。浄化槽には多くの関係者がかかわっており、適切な維持管理が不可欠であることを理解していただければと思います。
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