ブロワーフィルターとはゴミが入るのを防ぐためのもの
ブロワーというのは浄化槽にとって「心臓部分」で、24時間空気を吸って吐き続けている機械です。
なぜフィルターがあるのかというと、小さなゴミやホコリを、吸い込み口から入ってくるのを防ぐためです。
浄化槽内にある散気管(配管)が、ゴミで詰まってしまうのを、防ぐ効果があります。
そのため、フィルターは必ず汚れが溜まるので、「定期的な清掃」が必要です。
もし詰まったまま放置してしまうと、ブロワーに圧が掛かり、内部で熱を持ったり、中のダイヤフラムや部品を傷めてしまいます。
出す風量が足りない場合、浄化槽がうまく機能しなくなり、浄化槽内部の配管まで詰まってしまう原因になります。
悪臭が出る原因にも繋がります。
フィルター清掃方法
フィルターの清掃はとても簡単なので是非参考にして下さい。

まず上のカバーを外します。

かなり汚れを吸っていますね。
まずフィルターを外します。もし触った瞬間、フィルターがボロボロ崩れる状態であれば交換時期となります。

吸い込み口を棒で清掃します。棒は入ればなんでもOKです。
電源をOFFにしてから作業してください。少し大きめのゴミがあると、吸い込み口に入り、散気管の詰まりの原因になります。
小さいクモなどがよくこの穴に挟まっています。



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フィルターを元に戻しカバーをして作業終了です。
上のカバーは向きがあるので確かめてからはめてくださいね。
こちらは、私のおすすめ3選で第1位として紹介しているブロワーです。
この本一冊で過去から現在までの処理方法や、本のタイトルにもあるような素朴な疑問、富士山のトイレ事情など、かなり幅広く書かれています。
私は10年以上、浄化槽業界に携わっていますが、この業界の方はもちろん、初心者の方にもすごく分かりやすく環境のことが書かれているのでとても勉強になる一冊でした。
kindleにもあるので興味ある方は是非読んで見て下さい。